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お寺豆知識

梵字って何だろう?

 

 

皆さんこんにちは。

いきなりですが、皆さんはこのような文字、シンボルのようなものを見たことがありますか?

 

お寺によく行かれる方は多少馴染みがあるかもしれませんね。

これを「梵字(ぼんじ)」といいます。

今回はこの「梵字(ぼんじ)」についてまとめてみました。

 

 

 

そもそも「梵字(ぼんじ)」はブラフマー神(梵天 ぼんてん)を指しており、

「梵天(ぼんてん)」が創造した文字を意味しています。

「梵字(ぼんじ)」は、古代インドで誕生し、仏教と共にアジアへと広まっていきました。

 

「梵天(ぼんてん)」とは、宇宙の最高原理「ブラフマー」を人格化した神のことです。

一説によると、「ブラフマー」は、宇宙の源で神聖な知性とされていて、多くのヒンドゥーの神々は「ブラフマー」の現れであるとされています。

またすべての神々は「ブラフマー」から生まれたとされています。

 

「ブラフマー」

“Museum of Fine Arts Boston”より

 

 

 

 

そんな「梵字(ぼんじ)」ですが、日本には6世紀ごろインドから中国を経て、僧によって伝わり、密教の発展とともに「悉曇学(サンスクリット学)」が発展しました。

このようなことから、日本で「梵字(ぼんじ)」と呼ばれているものは、インドで6世紀ごろに使用されていた、「悉曇文字(しったんもじ)」のことを指します。

 

しかし現在、中国やインドで「梵字(ぼんじ)」は廃れ、主に日本だけで使われています。

中国では「道教」の発展により密教自体が廃退していき、インドでは6世紀以降に文字自体が徐々に変化し、今現在使われている「デーヴァナーガリー文字」へと発展していきました。

 

一方、日本では「梵字(ぼんじ)」を神格化したり、書道などに組み入れられることで発展していき、現在でも「梵字(ぼんじ)」は神聖なものとして大切に扱われています。

このように日本独自の文化として発達した「梵字(ぼんじ)」は、五十音文字にも影響を与え、 日本では、「梵字文化」として今日に至り残っているのです。

 

 

 

古来より「梵字(ぼんじ)」には、それ自体に神聖で霊的な力が宿っているとされています。

 

「梵字(ぼんじ)」の一文字は神仏を現し、様々な功徳を与え、また様々な災から救ってくれる力を持っていると言われています。

身につけることによって、お守りの役割も果たしてくれます。

 

さらに、「梵字(ぼんじ)」には「干支」に対しての文字もあるのです。

仏教の多様化と共に、梵字の意味する仏やご利益も多様化し、一文字が複数の神仏を表したり、一つの神仏に複数の「梵字(ぼんじ)」があったりなど解釈や宗派によって様々ですが、今回はその代表的なものをご紹介します。

 

 

皆さんもご自身の干支に合うものを日頃より持ち歩いたり、

お寺に行った際には、そのお守りをお受けするのも良いご利益につながるかも知れないですね。

 

-Hodaka-

 

 

 

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