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神宿る島

先日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録が決まりました。

そこで日本国内には何件の世界遺産があるのか調べたところ、文化遺産18件、自然遺産4件の計22件があるそうです。

2013年に富士山が登録されて以降、毎年新規に登録されています。

その中で昨年は福岡県の『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』が登録されました。

 

私は世界遺産巡りが好きで宗像大社に参拝してきたのでご紹介します!

宗像大社へはJR鹿児島本線「東郷駅」からバスまたはタクシーで10分、または福岡市中心部から直通バスも運行されるようになったそうです。

 

宗像大社は沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、そして九州本土の辺津宮の総称です。

御祭神は天照大神の三柱の御子神で、三姉妹の神様です。

・沖津宮:田心姫神(たごりひめのかみ)

・中津宮:湍津姫神(たぎつひめのかみ)

・辺津宮:市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)

 

このように、それぞれお祭りされています。

中でも沖津宮の位置する沖ノ島は島そのものが御神体とされる絶海の孤島です。

九州本土から神職の方が交代で駐在している他は立ち入ることができません。

筑前大島に遙拝所(ようはいじょ)があり、条件が良ければ遠く沖ノ島を拝むことができるそうです。

古来、この地は大陸との海上交通の要衝であり、4世紀頃から国家的な往来安全の祈願が行われていました(出土品の何と8万点が国宝に指定されています)。

そのため現代でも交通安全の神様として、信仰を集めています。向かう途中でも、宗像大社の交通安全シールを貼った車を多く見ました。

太古の昔からの信仰が脈々と受け継がれているのだなと感動しました。

鳥居をくぐり、中に進みます。朝早くに訪れたのですが、鳥居越しに差す朝日がとても神秘的です。

数年前に修復工事が完了したそうで、とてもきれいな建物でした。

宗像大社の神様は交通だけでなく、仕事の道、恋愛の道などあらゆる道をお守りくださるそうです。

あらゆる道を平穏に進むことができるようお祈りしました。

 

拝殿反対側に授与所がありました。気になって受けてきたのが「神水守」です。

各神社が鎮座する島で採れる水が封入されているそうで、沖津宮が青、中津宮が橙色、辺津宮が赤で3種類ありました。

三女神それぞれの御利益にあやかれそうです。

このお守りは水をカプセルに封入したもので、沖津宮、中津宮、辺津宮それぞれのものが用意されています。

他2つも受けて、姉妹の神様方を揃えるのも良いですよね。

 

拝殿向かって右に、参拝者が続々入っていく小径があります。この道の先には、高宮祭場と呼ばれる神域があるとのことで、歩いてみました。

御祭神の三女神が降臨した場所と伝えられ、パワースポットとして注目されています。

 

高宮祭場は小高い丘の上にあり、息を切らせて登りましたが、登り切った瞬間、流れる空気が違うことを感じました。

10月3日夜には秋の大祭の締めくくりとして、この高宮祭場にて「高宮神奈備祭」が行われるそうです。

これは中世の戦乱によって14世紀に途絶えてしまった古代のお祭りを復興したものだそうです。

秋の大祭が無事終わったことを感謝するとともに、新たな力を得た三女神の神徳が限りないことをお祈りするお祭りです。

とても幻想的なお祭りだそうです。いつかこのお祭りに参列できたらな、と思いました。

 

境内を出て、筑前大島への船が出ている神湊(こうのみなと)に行きました。漁港でもあるので、獲れたての海産物を味わうことができます。

今回頂いたのは、この朝獲れたイカです。

反対側が見えそうなくらい透き通っていて、コリコリしています。

身を頂いた後、ゲソの部分は揚げてもらいました。

近くには道の駅もあり、新鮮な海産物を沢山買うことができます。

これから冬に近づくと牡蠣の屋台が出たり、日本海側ならではの脂の乗ったブリが味わえたりするそうです。

 

太古の昔から続くパワースポット、宗像大社に是非足を運んではいかがでしょうか。

 

-Daiki-

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