2017/07/17 

お寺のおまいり作法

 

神聖な場所に参詣する前に知っておくべきこと

 


お寺も神社も、神聖な場所ですがその違いをご存じでしょうか。お寺は仏教であり、お釈迦さまが開祖です。お寺の崇拝対象は仏像と仏舎利(ぶっしゃり)であるのに対して、神社はその場所に宿る自然(山・川など)や鏡・剣などのご神体が対象です。仏像はお寺の本堂に安置され、仏舎利は塔にあります。いまでは仏像を拝むのが多数派です。
 
 現在、仏教にはさまざまな宗派がありますが、それぞれに基本的な教えやご本尊となる仏様が異なりますので、ここではお寺のおまいり基本作法を身に付けましょう。
 
 
山門で一礼
お寺の「山門(さんもん)」は神社でいう「鳥居」と同じで仏様のいる聖域と人の世俗世界を別ける結界です。仏様を敬い、一礼もしくは合掌して山門をくぐり境内に入ります。
 
 
本堂にいくまでの作法
仏様をまつる本堂に向かっていく途中に神社と同じ手水場があります。そこで手と口をすすぎ清めましょう。間違ってもここで水を飲んだり、うがいをしたりしなようにしてください。
 

本堂に入る前に鐘楼がありましたら鐘をつきましょう。鐘を鳴らすのは仏様へ参詣するご挨拶です。ただしお寺によって鐘をつくのを禁止している場合もありますので事前に確認してください。

神社と同じように賽銭箱の上に鐘が吊してあれば、綱を振って鐘を鳴らしましょう。参詣の後に鐘をつくと「出鐘」といって、縁起が悪いとされていますのでくれぐれもご注意を。

お寺によっては、本堂の前にお線香を焚く香炉があります。線香の煙で体をさすって、身を清めましょう。
 

本堂に近づいたら、ろうそくで灯明する施設があります。ろうそくを捧げると招いた仏様もよろこんで貰えます。

お賽銭を捧げたら目をつむり、両手を合わせ、合掌して頭を下げます。神社のお参りのようにパチンパチンと拍手を打たないように注意してください。宗派によっては、指をお互いに組む合掌方法もあります。 
 
また参詣するときに数珠を持っていきましょう。合掌するときに数珠を持っていれば、拍手を打つ間違いをしないでしょう。