HOME > おまもり物語 > omamori004

 
2010/07/28 

八坂神社の蘇民将来子孫也 (そみんしょうらいのしそんなり)

 

八坂神社の蘇民将来子孫也
7月1日から31日まで1ヶ月に渡り、京都八坂神社の祭礼「祇園祭(ぎおんまつり)」の諸行事が行われます。千百年の歴史がある神事は、葵祭(あおいさい)と時代祭(じだいまつり)共に京都三大祭の一つとして有名です・・・

 
都市を守る神様によって疫病退散した物語



7月1日から31日まで1ヶ月に渡り、京都八坂神社の祭礼「祇園祭(ぎおんまつり)」の諸行事が行われます。
 
千百年の歴史がある神事は、葵祭(あおいさい)と時代祭(じだいまつり)共に京都三大祭の一つとして有名です。



都市部の祭と田園の祭の違い

7月の夏祭りの神事が執行されるのは都市部の大きな神社です。地方の村や町の神社では一般的に秋に祭りが執行されます。
 


都市の最大の驚異は蒸し暑い夏に蔓延しやすい疫病です。祇園祭のような都市の祭では、疫病に強い神様に祈願しています。
 
一方、地方の田園で執行される祭では、農業の神様にお米の収穫を感謝する祭として行われています。
 
祇園祭のような夏祭は日本の高温多湿の気候から生まれたものなのです。


蘇民将来の物語

蘇民将来子孫也 祇園祭に奉仕する人達は皆「蘇民将来子孫也 (そみんしょうらいのしそんなり)」という護符(ごふ)やお守りを身に付けています。




蘇民将来子孫也の由来
八坂神社のご祭神(神様)、須佐之男命(すさのおのみこと)が旅の途中に、蘇民将来(そみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に宿を求めました。
弟の巨旦将来は裕福な身であったが宿を貸さず、兄の蘇民将来は貧しい身であったが、神様をお泊めし、温かくもてなしました。神様は蘇民将来の手厚いもてなしに心をうたれました。
後に再訪した神様は、そのお礼に蘇民将来と家族に茅の輪の目印を付けさせ、災厄から免れるようにしました。一方、巨旦将来とその家族は疫病で死に絶えました。


以来、蘇民将来子孫也のお守りによって災厄から身を守ることができると信じられるようになりました。
蘇民将来の説話は、八坂神社だけでなく近畿地方を中心に日本各地に民間信仰として伝わっています。
きっと蘇民将来のお守りがあなたの家族の厄除け、災難除けとして守ってくれるでしょう。



関連情報